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OVC

山と里のビジターセンター計画

WHAT

教育文化施設

WHERE

-

WHEN

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3000m超の活火山で大きな裾野を広げる独立峰の、中腹と裾野の両方に二つのビジターセンターを計画するプロジェクト。

山岳信仰もあり、地域に親しまれる山に対峙する施設として、火山の学習や防災、登山サポート、地域の観光拠点など、複合的な役割を求められた。

 

立地特性の異なる二つの施設を一体的に計画することが最大の肝であると考え、

それぞれの地域の多面的な魅力と危険を体現し、発信する、ふたつのビジターセンター(VC) として、以下の3つを基本姿勢として臨んだ。

1.ともに生きる

山と大地がつくりだす自然に溶け込むと同時に、人が自然と向き合い、時には自然から身を守る、おおらかでありながら質実剛健なVCをつくる。

2.つなぐ

山頂から裾野までを大きなミュージアムと捉えて、その玄関口を里エリア、山へ向かう第二のゲートを山エリアとして、大きな視点・長いスパンで地域全体をデザインしていくことを大切にし、その第一歩として、二つのVCを一体的に計画する。

3.変化をもたらす

二つのVCを通じて、自らの視点で御嶽を知り、学び、発見ができる仕掛けを作り、また、それを地域や旅客と共有、共感できるきっかけを与える計画を目指す。

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